街道なうアンケート1

トップ画像:とらぞうさん

「散歩かふぇ ちゃらぽこ」ぱきらです。新コーナー、街道なうアンケートです!

街道なうでは、街道ウォーカーさんの情報交換や交流を図る作戦の一環として、いろんなテーマで街道ウォーカーの皆さんへの質問を投げかけていきたいと思います!

この企画は10年くらい前の初代街道なうでも何度かお付き合いいただいたのですが、その時よりもさらに街道ウォーカーさんの知り合いが増え、利用しているTwiterのアンケート機能なども充実してきたので、そんなあれこれを活用しながら新たに街道ウォーカーの皆さんの声をお待ちしております!

街道なうアンケート第1弾!

というわけで、その第1回(初代街道なうから数えたら1回じゃないんですけど)のお題は、「ズバリ!街道歩きの楽しみとは?」

街道歩き楽しむ皆さんには、それぞれの目的や楽しみ方や病みつきになるポイントがあると思います。そんなツボにはまっちゃう人ははまっちゃう街道歩きですが、知らない人には「何が楽しいの?」と言われてしまうことも。

ということで、街道歩きの何が楽しいのかが、第1回のテーマです!

このアンケートは6月7日ごろから15日ごろまで、Twitter上でご回答いただきました。ご協力どうもありがとうございました。
たくさんの街道ウォーカーの皆さんからのお楽しみのツイート、どれも楽しくて、すべてこの場でご紹介したいところなのですが、ちょっとスクロールが大変なことになりそうなので、抜粋させていただきます。

引用させていただいた皆さまありがとうございます&引用できなかった皆さまごめんなさい!

すべてのツイートは、街道なうアンケート「ズバリ!街道歩きの楽しみとは?」 - Togetter にまとめていますので、こちらもご覧くださいね!

それでは、行きますよーー! 今すぐに歩きだしたくなっちゃうかもしれないので、心の準備をしてお読みくださーい!

ポイント1.歩きだからこそ、肌で感じられるものがある!

乗り物の中にいるんじゃない。旅の間ずっと、全身で空気に触れている街道歩き。自分の足で歩いているからこそ、そしてこの速度だからこそ感じる心地よさや空気感ってありますよね!

蛇行する道……イイ!!

たとえばその土地の空気の質感だったり、その季節の湿度や気温だったり。また、ある場所からほかの場所まで実際に歩いて体感した距離だったり。
あるいは、「特別な旅をしている」という気持ちの問題だったりもするかもしれません。

その感覚は人それぞれ様々ですが、でも一度歩いてみた人は漏れなくきっと、「またあの空気の中に身を浸したい!」となるのではないかと思います!

ポイント2.歩きだからこそ、見つけられるものがある!

車や電車でササっと通り過ぎてしまわないのが、街道歩き。歩くペースだからこそ、そして周りを見ることができるからこそ、見つけたり気づいたりできる“何か”があります!

目的地へと急ぐだけでは見落としてしまうような、小さな、けれど重要な何かを発見できるのが街道歩きの魅力ですね。
東海道なら日本橋から京都まで約500km。500キロ分の発見が詰まってるんですよ~!

歩くこと、歩きながら探すものに、自分なりのテーマを見つけてもきっと楽しい!!
普通の旅行ともお散歩とも違う、新たなストーリーが見えてきそうですね。

ポイント3.繋いでいく楽しみ。その間には、街道歩きでなければ行かない場所も

「自分の足で歩いて道を繋いでいく」というのは、街道歩きの大きなポイントのひとつだと思います。ある場所から別の場所まで、その間にあるすべてを見てすべてを体験するというのが、街道歩きのスゴイところだと、ちゃらぽこ・ぱきらは思います。

それは最初は点で、それから線になり、そしていずれ面になる……!

はい。街道歩きでもしていなければ来ることはなかった場所って、いっぱいいーっぱいあるんじゃないでしょうか?

普通の旅なら観光地を点でめぐるし、散歩だってある程度は好みの場所を選んで行きますよね。

こんな機会でもなければ来ることはなかった。「来させられた」という感覚、すごく楽しいです! でもって、そういう場所にスゴイ発見があったりしたら、もう最高!

ポイント4.かつてこの道を歩いた人のことを考え、追体験する

道に歴史あり。

その道筋は、何かしらの理由と目的があってできていて、それを作った人々や利用してきた人々が、長い歴史の中でたくさんいるということ。

街道歩きはかつてこの道を通っていた人々の営みを追体験できる旅でもあります。
主な交通手段が"徒歩"だった昔の人々。確かにその道筋を通った人々。

その人たちと同じ道筋を、もしかしたら同じことを考えながら歩いているのかもしれませんよ!

ポイント5.調べる楽しみ、歴史を探るロマン

主な交通手段も、土木技術も生活のスピードも移動の目的も、現在とはまったく違う時代にできた道だから。街道は時代とともに変遷しています。

ガイドブックを見て歩くのも楽しいけれど、地図や史料、そして現地の痕跡からかつての道を探すのもまた楽しみのひとつですね!

その土地の見え方まで変わってくるかもしれません。

かつての人があるいたルートや、その道筋を採った理由を探すことで、当時の人々の考え方や暮らしを垣間見る……ロマンですね~。新たな旧街道(!?)を発掘したくなってくるのでは……!

ポイント6.自由気ままも楽しいし、計画を立てるのもまた楽しいし

どっちもすっごく分かります! 矛盾しているようでありながら両立してしまえるところが、街道歩きのスゴさかも……!!

計画どおりに行かなかったアクシデントだって、踏破した後には良い思い出になっているハズ……ですよね!?

ポイント7.遠くまで自分の足で行った達成感。そして気づけばまた、歩きたくなる!

「旅」や「まち歩き」も楽しいけれど、「街道歩き」がそれらとちょっと違うのは、なんと言ってもこの歩き切った達成感ではないでしょうか。

まずは電車や車でしか行ったことのなかった隣の町まで歩いていく。さらに隣の県まで行ってみる。それが積りに積もって東京から京都まで自分の足で歩き切った達成感は、人生の中でも相当のレベルですよね!(いやたぶん、大げさじゃないハズ……!)

※ どのくらいで達成感が味わえるかは、こちらの記事もご参考にどうぞ⇒ 東海道をどう歩く?~街道歩きのスケジュール・ちゃらぽこ ぱきらの場合 | 街道なう (kaido-now.com)

初めて1日かけて足を棒にして歩いた距離を、電車でたったの20分で戻った時のあの脱力感は忘れられませんが、でも帰ったらまた歩きたくなるんです!

つまり、楽しみ方は、人それぞれ!

と、そんな具合で。ほかにもご紹介し切れなかったたくさんの「街道歩き」の楽しみ方は、こちらのまとめをご覧くださーい。⇒ 街道なうアンケート「ズバリ!街道歩きの楽しみとは?」 - Togetter

10人いれば10通りの楽しみ方があるのが街道歩きです(いや、10人で20~30通りくらいあるかも)。けれどその1人の楽しみ方、ほかの9人も「あ~分かる~!」という部分が多いのではないでしょうか。

「京都まで歩く? 電車で行けばいいじゃない」なんて言われた時に、ちょっとお楽しみを伝えられるヒントになったら幸いです。……まあ結局、「とりあえず歩いてみてよ!」ってなるかな……。

アンケートにご回答くださった皆さま、どうもありがとうございました!

「街道なうアンケート」は、だいたい毎月15日ごろと月末ごろに新しいお題を発表するペースで開催したいと思います。期間中に投票式のミニアンケートなども入れて行きます。

ただいま(6月16日~30日)のお題は、「街道歩きの時に、必ず写真に撮るものはありますか?」です。

ツイートはハッシュタグ「#街道なう」をつけていただければどなたでもご参加いただけます。

(タグ付きのツイートはのちほどまとめさせていただく他、今回の記事のようにサイトに引用させていただくことがあります。差支えある方は、恐れ入りますがタグなしでお願いいたしますm(_ _)m)

また、「ほかの街道ウォーカーさんにこんなことを聞いてみたい」というリクエストもお待ちしております。

今後とも街道なうと街道なうアンケートをよろしくお願いいたしまーす!

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