日光例幣使街道とは

倉賀野(高崎市)で中山道と分かれ、栃木、鹿沼を経て楡木で日光街道壬生通りに合流する街道。
楡木から先、今市までは壬生通りと同じ道筋で、この区間も「日光例幣使街道」と呼ばれることもあります。

朝廷からの遣い「例幣使」が日光東照宮へ参詣する道として使われました。例幣使は50人ほどの行列で、毎年4月1日に京都をたち、中山道・日光例幣使街道を使い2週間かけて15日に日光に到着。 家康の忌日前日の4月16日に儀式を済ませてすぐに日光をたち、江戸に寄って東海道経由で京都に帰る習わしで、正保4年(1647)から慶応3年(1867)まで221年の間、一度の中断もなく続けられました。

例幣使街道は庶民の旅や物流にも多く利用され、巴波(うずま)川の水運で栄えた栃木宿には現在も土蔵造りの町並みが残っています。

ここがおススメ♪ 日光例幣使街道

  • 平坦な道のりで、大きな難所はありません。
  • 栃木宿の古いまち並みや佐野厄除け大師など、観光ポイントもあります。
  • おおむね鉄道に沿っています。ところどころ離れますが数キロ程度なので、バスや、いざという時はタクシー移動も考えられます。

ここが難点! 日光例幣使街道

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蔵のまち栃木の古い家並み

日光例幣使街道のルートと歩き方

日光例幣使街道のルート(通過する宿場・自治体)

宿場交通自治体
倉賀野JR高崎線・倉賀野駅群馬県高崎市
1玉村群馬県玉村町
2五料群馬県玉村町
3群馬県伊勢崎市
4東武伊勢崎線・境町駅群馬県伊勢崎市
4木崎東武伊勢崎線・木崎駅群馬県太田市
5太田東武伊勢崎線・太田駅群馬県太田市
6八木東武伊勢崎線・福居駅栃木県足利市
7梁田栃木県足利市
8天明(佐野)JR両毛線、東武佐野線・佐野駅栃木県佐野市
9犬伏栃木県佐野市
10富田東武日光線・新太平下駅栃木県栃木市
11栃木JR両毛線、東武日光線・栃木駅栃木県栃木市
12合戦場東武日光線・合戦場駅栃木県栃木市
13金崎東武日光線・東武金崎駅栃木県栃木市
14楡木(にれぎ)東武日光線・楡木駅栃木県鹿沼市

日光例幣使街道の歩き方

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注意の必要な箇所

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日光例幣使街道のおすすめ情報

栃木宿は蔵のまち。江戸時代から、例幣使街道や巴波川(うずまがわ)の水運を利用した商都として賑わい発展しました。現在も蔵や商家の建物が残り、往時をしのぶことができます。⇒ 栃木市観光協会

また、巴波川の遊覧船や、蔵造りの建物を活かしたショップ・お食事どころもあって楽しめます。

蔵のまち栃木は巴波川の舟運でも栄えました
  • 花のテーマパークとして有名な「あしかがフラワーパーク」は、梁田宿と天明(佐野)宿の間にあります。4~5月の藤まつりと、日本三大イルミネーションなどに選定された冬季のイルミネーションが特に有名。街道からは徒歩ルートで1.5kmほど離れていますが、鉄道の駅(両毛線・あしかがフラワーパーク駅)があるので、遠方の方は旅のついでにいかがでしょうか。
  • 天明(佐野)宿の佐野厄除け大師は関東随一の人気を誇る厄除け大師。 937(承平7)年に奈良の僧侶・宥尊(ゆうそん)上人が開いた歴史のある寺で、「関東の三大師」のひとつに数えられることも多いです。⇒ 佐野厄除け大師のホームページ

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日光例幣使街道の資料

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日光例幣使街道と関連する街道

中山道【五街道】

日光街道【五街道】

日光街道壬生通

会津西街道

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日光例幣使街道【群馬県・栃木県】” に対して1件のコメントがあります。

  1. 中山道倉賀野の追分から鹿沼まではそう難所はありません。
    鹿沼を越えて以降は杉並木が長く続きます。文挾より先は歩道がなくなりますので少々危険です。ただ、板橋から先は入口部分が車両通行止めになっており、その先の通行可能区間も土地の人しか車を入れてこないのでそこまで危険を感じることはないでしょう。日光街道と比べると暗く狭いイメージなので、ちょっと飽きがきやすいかもしれません。
    東武日光線を越えるあたりにぐにゃりとまがった道がありますが、これは地震によって曲がったところです。非常におもしろいところですが、車に注意したほうがよいでしょう。
    栃木から今市までの区間、道沿いに宿がほとんどありません。JR鹿沼近くに旅館が2軒あり、新鹿沼などからバスでアクセスできます。

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