
山陰道とは
京都丹波口を出て丹波(兵庫)を横断し、鳥取、島根の日本海側を通過、益田から山口を経て小郡で山陽道と合流する、現在の国道9号に重なる道。
京都から福知山までは「丹波路」(福知山から京都に向かう側は「京街道」)とも。
いくつもの峠と風雪の厳しい日本海岸を通る険しい道ですが、出雲と大和朝廷を結ぶ重要な道として古代から人の往来がありました。
近世、海路が発達すると物資の輸送は海運が中心となり、また参勤交代の大名は部分的に山陰道を使っても途中で山陽へ出ることが多く、 利用は国内や隣国との交通にとどまることが多かったようです。
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山陰道のルートと歩き方
山陰道のルート(通過する宿場・自治体)
| 宿場 | 交通 | 自治体 | |
|---|---|---|---|
| 京・丹波口 | JR山陰本線・丹波口駅 | 京都府京都市 | |
| 1 | 樫原 | 阪急京都線・桂駅 | 京都府京都市 |
| 2 | 亀山 | JR山陰本線・亀岡駅 | 京都府亀岡市 |
| 3 | 園部 | JR山陰本線・園部駅 | 京都府南丹市 |
| 4 | 須知 | 京都府京丹波町 | |
| 5 | 福知山 | JR山陰本線、福知山線・福知山駅 | 京都府福知山市 |
| 6 | 和田山 | JR山陰本線・和田山駅 | 兵庫県朝来市 |
| 7 | 八鹿 | JR山陰本線・八鹿駅 | 兵庫県養父市 |
| 8 | 村岡 | 兵庫県香美町 | |
| 9 | 鳥取 | JR山陰本線・鳥取駅 | 鳥取県鳥取市 |
| 10 | 母木 | JR山陰本線・宝木駅 | 鳥取県鳥取市 |
| 11 | 青屋 | JR山陰本線・青谷駅 | 鳥取県鳥取市 |
| 12 | 泊 | JR山陰本線・泊駅 | 鳥取県湯梨浜町 |
| 13 | 橋津 | 鳥取県湯梨浜町 | |
| 14 | 長瀬 | 鳥取県湯梨浜町 | |
| 15 | 由良 | JR山陰本線・由良駅 | 鳥取県北栄町 |
| 16 | 八橋 | JR山陰本線・八橋 | 鳥取県琴浦町 |
| 17 | 赤崎 | JR山陰本線・赤碕駅 | 鳥取県琴浦町 |
| 18 | 下市 | JR山陰本線・下市駅 | 鳥取県大山町 |
| 19 | 御来屋 | JR山陰本線・御来屋駅 | 鳥取県大山町 |
| 20 | 淀江 | JR山陰本線・淀江駅 | 鳥取県米子市 |
| 21 | 米子 | JR山陰本線・米子駅 | 鳥取県米子市 |
| 22 | 安来 | JR山陰本線・安来市 | 島根県安来市 |
| 23 | 出雲郷 | JR山陰本線・揖屋駅 | 島根県松江市 |
| 24 | 松江 | JR山陰本線・松江駅 | 島根県松江市 |
| 25 | 宍道 | JR山陰本線・宍道駅 | 島根県松江市 |
| 26 | 今市 | JR山陰本線・出雲市駅 | 島根県出雲市 |
| 27 | 温泉津 | JR山陰本線・温泉津駅 | 島根県大田市 |
| 28 | 郷田 | JR山陰本線・江津駅 | 島根県江津市 |
| 29 | 浜田 | JR山陰本線・浜田駅 | 島根県浜田市 |
| 30 | 三隅 | JR山陰本線・三保三隅駅 | 島根県浜田市 |
| 31 | 益田 | JR山陰本線・益田駅 | 島根県益田市 |
| 32 | 津和野 | JR山口線・津和野駅 | 島根県津和野町 |
| 33 | 山口 | JR山口線・山口駅 | 山口県山口市 |
| 34 | 小郡 | 山陽新幹線、JR山陽本線・新山口駅 | 山口県山口市 |
※ すべての宿場を一覧するには、表の上にある表示件数を変更してください
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はじめてコメントします。神奈川県在住、丸野和子と申します。以前にアンケートには投稿したかと思います。「街道ウォーカーのための全国街道マップ」活用させていただいてます。
2021年11月から山陰道を京都から女2人(現在72歳と74歳のばあさん)で歩いています。街道歩きは2012年から五街道他多くの街道を歩き、歩けるうちに難しいところをと無謀にも山陰道に挑戦しました。途中、コロナや親の介護などでの中断期間があり、現在山口県に入るところ。やっと終わりが見えてきました。皆様のお役に立てるかどうかわかりませんが、コメントすることを思い立った次第です。今回直近4月23日~25日(島根県三隅~本俣賀)の歩きに関してのコメントですが、今後、過去の歩きに関してもこのようなコメントでよろしければ、少しずつ投稿していければと思いますのでよろしくお願いいたします。
まず、山陰道全般の感想
山陰道歩きのよいところ(街道歩き全般に言えるところですが)
1. 歩いて発見できる風景、街並み、歴史
2. 地元の方々との片言の会話の楽しさ
山陰道歩きの大変なところ
1. 過去に歩いた方が少なく、資料が少ない
2. 国道9号線を歩く区間では、片側1車線で歩道のないところが多くあり、かつトンネトンネルに歩道がないものが多く、歩くには危険を感じる。う回路がないときは、バスで通過。
3. 公共交通機関の鉄道、バスの本数が少なく、その運行に合わせて歩かなくてはならない。
4.トイレに困る。事前に調べていくのだが、夏季限定のトイレだったり、駅ならと期待しても駅舎すらないところもある。
本題
今回のルートは日本の道100選のひとつ鎌田峠越えが入っていて、とても楽しみな区間。
1.三隅宿からスタート、旧道をたどり馬橋バス停で国道にでた。国道に出る手前は細い道で途中から整備されていないようなので、夏は藪漕ぎの可能性あり、雨の日も大変かと思われた。
2.馬橋バス停から鎌田峠越えの道が始まるが、道路工事中で、はいり口の標識が失われていた。道は整備されており、標識なども整備されているので歩きやすい。地元の方とすれ違ったが、クマが出るとのこと。熊鈴を鳴らして歩いた。
3.鎌田峠を越えて、木部の集落に入るところは、国道、鉄道を渡り、海岸に降りるが、国道におりるところの道がはっきりしない。この辺も道路工事(高速道路建設中)をしておりその影響かもしれない。
4.石見津田駅のところで海岸から離れ旧道を行く。再び国道9号線遠田IC信号にでるところでも道路工事中でう回し、田んぼの中の道を工事の方に教えてもらい9号線にでた。
5.再び9号線を離れ、草道に入るところがわかりづらく迷ったが、高橋建設と民家の間に、旧山陰道の標識をなんとか見つけることができた。益田市の資料では「民家の軒先はさけるように」という注意書きがあったがここのことでしょうか。
6.益田本町から本俣賀までの区間は問題なく歩くことができました。
以上、長々と失礼しました。
山陰道(本俣賀~長門峡)2025年5月28日~30日
今回の歩きの区間、山は熊の生息地ということで人里を離れた所では熊鈴などのくま対策必須。
本俣賀から石見横田を経て青原までは旧道も舗装されており、国道9号線も一部を除き、歩道もあり、問題なく通過。
青原~津和野までの旧道は道が特定できず、9号線を歩く選択もあったのだが、歩道のない区間もあるので、やむなく、バスで通過した。この区間歩いた方がいらしたら教えていただきたい。
津和野からの野坂峠は旧道が通行止めとの情報があったので、津和野町に問い合わせ、旧道に沿った林道(舗装道→砂利道→草道)を教えてもらった。過去に歩いた方の中には、国道を歩いた方もいらしたようが、バスで津和野に戻った際(津和野に宿をとっていたので)通過したが、歩くには危険(トンネルあり、歩道なし)な感じがした。林道の地図は津和野町のホームページで見ることができる。
野坂峠を越えて山口県側に出るとほぼ県道311号線に沿って進み、長門峡に到る。