東海道をどう歩く? 1日ごとのメモ(ぱきらの場合)
前ページでは一覧でまとめてみましたが、少し詳しく1日ごとの旅のメモを。
まずは1~6日目まで。日本橋をスタートして最初の4日間、小田原までは日帰りで。5,6日目の箱根越えは1泊2日の旅です。
1日目
スタート | 昼食 | ゴール | 距離 | 歩いた後 |
日本橋 | 品川宿 | 川崎宿 | 18km | 川崎駅から電車で帰宅 |
お散歩気分で、普段のまち歩きの服装と持ち物で日本橋へ。疲れたら途中で帰ろう~くらいの感じで朝9時ごろに歩き始めました。
日本橋から川崎宿のこと
- 国道15号線から品川宿に入る道を間違えて、ヘンなところで曲がってしまいました。当時は工事をしていて見通しが悪かったのですが、 今は交差点から宿場の通りが見えているので分かりにくくはないと思います。品川宿へは、大通りではなく商店街の旧道に入るということだけは、しっかり覚えておきましょう! 京急線の線路を越えて、信号や中央線のある大きな通りに出たら、そこは旧街道の宿場通りではありません。
- 休憩もコンビニもトイレも、全く心配いりません。私はむしろ、コーヒー休憩をしまくってなかなか進みませんでした。
- 昼食は、品川宿のお蕎麦屋さんでした。北品川から多摩川までは京急線に沿っていて、駅の周りに飲食店がたくさんありますが、品川宿を過ぎると多少お店が減ってきます。
- 初めての長距離歩きなので、最後は足が痛くてへとへとでした。六郷橋で多摩川を渡る(神奈川県に突入!)ところはちょっと感動しました。
2日目
スタート | 昼食 | ゴール | 距離 | 歩いた後 |
川崎宿 | 神奈川宿 | 戸塚宿 | 23km | 戸塚駅から電車で帰宅 |
1日目ですっかりハマってしまって、2週間後くらいに再び川崎へ。ちょっと距離が長くて大変でした。今ならもう少し短めで区切るかも。
川崎宿から戸塚宿のこと
- 1日目より少々飲食店などは間遠になりますが、鉄道の駅が一定区間ごとにあり商店街になっているので、心配は要りません。コンビニもたくさんあります。
- お昼ごはんは京急神奈川駅の近くの、またお蕎麦屋さんでした。
- 品濃の一里塚のあとちょっと道がぐねぐねするので、旧街道を正確に辿りたい方は、曲がり角に注意が必要です。
- 最後に戸塚宿に入ってから戸塚駅に着くまでが長くて、途中で日が暮れて辛かったです
3日目
スタート | 昼食 | ゴール | 距離 | 歩いた後 |
戸塚宿 | 辻堂の商店街 | 大磯宿 | 25km | 大磯駅から電車で帰宅 |
3月ごろのことです。またもや長めでちょっと大変でしたが、日が長くなってきた時期だったので大磯まで。大磯で初めて海を間近に見ます。東海道って海沿いの道だと認識していたので、ここで初めて海に出たことにビックリ!
戸塚宿~大磯宿のこと
- 戸塚から藤沢は、8kmくらいの区間、鉄道から離れます。(街道沿いに戸塚~藤沢間を路線バスが走っているので、その区間も途中リタイアは可能です)
- 戸塚~藤沢手前までは国道沿いで、飲食店などもまあまああります。
- 藤沢から西は東海道線が並行していて、駅ごとに大きな商店街があります。(ただし藤沢駅、辻堂駅は街道から1キロ弱離れています。藤沢宿はJRとは離れていますが、小田急線の駅を通ります)
- お昼ごはんは辻堂の商店街でした。
- 大磯に到着後、海に寄り道しました。
4日目
スタート | 昼食 | ゴール | 距離 | 歩いた後 |
大磯宿 | 二宮付近のコンビニ | 小田原宿 | 16km | 小田原駅から電車で帰宅 |
ゴールデンウィークごろに歩きました。海に近くて気持ちのいい区間です。
大磯宿~小田原宿のこと
- 大磯あたりから、店は少なくなります。お店や飲食店の数はじわじわ減ってきます。必要な場合は後回しにせずに、見つけた時に入っておくのが無難。
- 国道を歩いているのでコンビニはそこそこあります。
- 飲食店もなくはないのですが、この日はなんとなく選り好みしているうちに手ごろな店に入りそびれたのと、天気が良くて海が気持ちよかったので、お昼ごはんはコンビニ食となりました。(上述の通り、お店は見かけた時に入らないと、しばらくありません)
- 二宮の近くで海岸に出られるところがあったので、コンビニで買ったお昼ごはんをそこで食べました。
- 夕方から用事があり早めに終了しましたが、小田原宿は見どころが多いので時間に余裕があればしっかり観光したかったところです。
- 小田原は新幹線もとまり在来線と小田急線の乗り継ぎもある大きな駅で、駅前も賑やかな商店街になっています。ただ、不思議と宿泊施設があまり多くありません。
5日目
スタート | 昼食 | ゴール | 距離 | 歩いた後 |
小田原宿 | 箱根湯本 | 箱根宿 | 16km | 箱根に宿泊 |
いよいよ箱根越え。そしてここから、宿泊付きの旅行になりました。
たまたま2日連続で歩けたので泊まりにしましたが、東京周辺からならまだ日帰りOKの圏内だと思います。
小田原宿~箱根宿のこと
- 小田原城を観光してから出かけたのと、雨で進みが遅くなったため、箱根に着いたときには暗くなっていました。
- お昼ごはんは箱根湯本の駅前の商店街で。ここは飲食店がそこそこありますが、箱根湯本を出るとぐっと減るので、お店の営業状況と場所をチェックしてから行かれた方がいいと思います。
- 箱根湯本からの石畳の道(東坂)は、雨の後だったりすると石畳がかなり滑って怖かったです。
- 国道は小田原(または箱根湯本)から箱根関所までバスが走っています。旧街道は国道と少し離れるので、途中でバスに乗るにはどこかで国道に出る必要があります。
- 元箱根から箱根関所にかけては、5時を過ぎるとコンビニ以外の店がほとんど閉まってしまいます。宿泊されるなら夕食付にするか、事前に夕食を確保ことをお薦めします。
- 当時宿泊した箱根のユースホステルは、現在はユースホステルのスタイルの宿になっています。箱根はホテルがあることはあるのですが、リゾートホテルや温泉旅館で、ビジネスホテルのような一人でリーズナブルに泊まれるところが少ないです。
6日目
スタート | 昼食 | ゴール | 距離 | 歩いた後 |
箱根宿(元箱根) | 途中でつまみ食い程度 | 三島宿 | 16km | 三島駅から電車で帰宅 |
東海道歩きで、初めて宿泊地からのスタート。箱根峠までの上りと、そこから三島までの急激な下り坂はけっこうこたえました!
箱根宿~三島宿のこと
- 関所跡など観光してからスタートしました。
- 箱根関所を出てからは箱根峠まで、もう一度登り坂になります。その後は石畳の旧道(西坂)ですが、前日の東坂と比べて観光客も少なく歩きづらいです。
- 箱根関所を出ると、三島までほとんど店がありません。昼食は食べずにお菓子をつまみながら、三島に出てから遅いお昼にしました。(山中城の近くのお店はこの時は閉まっていました。)
- 今は山中城の三島寄りに数軒、飲食できるお店があります。箱根~三島を1日の行程で、ここに寄らないとすると、昼食はお弁当など用意して山中城あたりで食べるしかないかな?と思います。
- 箱根から三島までのバスが国道を走っています。ただし旧街道は国道から少し離れるので、途中でバスに乗るにはどこかで国道に出る必要があります。
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