- 1. 京街道(東海道五十七次)とは
- 1.1. ここがおススメ♪ 京街道(東海道五十七次)
- 1.2. ここが難点! 京街道(東海道五十七次)
- 2. 京街道(東海道五十七次)のルートと歩き方
- 2.1. 京街道(東海道五十七次)のルート(通過する宿場・自治体)
- 2.2. 京街道(東海道五十七次)の歩き方
- 2.3. 注意の必要な箇所
- 2.3.1. 枚方~守口(淀川堤防)
- 3. 京街道(東海道五十七次)のおすすめ情報
- 4. 京街道(東海道五十七次)のイベント情報
- 5. 京街道(東海道五十七次)について調べる
- 5.1. 京街道(東海道五十七次)の資料
- 5.2. 京街道(東海道五十七次)に関するサイト・関連情報
- 6. 京街道(東海道五十七次)と関連する街道
- 7. 京街道(東海道五十七次)に関する投稿
京街道(東海道五十七次)とは
山科の追分(大津宿と京の間)で東海道と分かれ、京三条大橋ではなく大阪高麗橋に向かう道。もとは京都と大阪を行き来する街道で、「京街道」「大坂街道」などと呼ばれ、現在もその名が使われます。
近世には東海道から大阪へ向かうための、幕府の管理した正式なルートとなり、東海道五十三次にこの京街道の伏見・淀・枚方・守口の4つの宿を足して「東海道五十七次」とも呼ばれます。
ここがおススメ♪ 京街道(東海道五十七次)
- 東海道のもうひとつの終点が、大阪高麗橋。東海道踏破には、ぜひこちらにも足を延ばしてください!
- 東海道と商都大阪を結ぶ重要な道筋であったことから、史跡なども多く残され、歴史に触れることができます。幕末や戊辰戦争の史跡などがたどれます。
- 伏見宿のまち並みや、酒蔵などが楽しめます。日本酒好きにはおススメ。
- ほぼ全区間が鉄道に近く、交通の便が良いので、好きな場所で区切ることができ行き帰りの心配がありません。
- 峠越えなど厳しい区間がなく、まち中を歩くので店や交通手段にも困らず、それほど綿密な計画を立てなくても問題ありません。街道歩きビギナーさんも安心して歩けます。関西にお住まいの方には、長い街道を歩く前の足慣らしとしても手ごろな街道です。
ここが難点! 京街道(東海道五十七次)
- ほとんどの区間がまち中の大通りとなっているため、昔の街道の雰囲気は、一部の宿場内などのまち並みを除くとあまり感じられません。
- 川沿いの土手を歩く区間が長く、木陰や日差しを遮るものがないので、夏は避けた方が無難です。7kmほどの間は鉄道から離れ、店や飲食店もあまりありません。季節を選べば川沿いの気持ちのいい道筋です。
京街道(東海道五十七次)のルートと歩き方
京街道(東海道五十七次)のルート(通過する宿場・自治体)
宿場 | 交通 | 自治体 | |
---|---|---|---|
山科の追分 | 京阪京津線・追分駅 | ||
1 | 伏見 | 京阪本線・伏見桃山駅、中書島駅など | 京都府京都市伏見区 |
2 | 淀 | 京阪本線・淀駅 | 京都府京都市伏見区 |
3 | 枚方 | 京阪本線・枚方市駅 | 大阪府枚方市 |
4 | 守口 | 京阪本線・守口市駅 | 大阪府守口市 |
高麗橋 | 京阪本線・北浜駅 | 大阪府大阪市中央区 |
京街道(東海道五十七次)の歩き方
- 全長約50kmです。大きなアップダウンはなく、大部分は鉄道も近いので、好きな距離・日数で区切って歩けます。
- 2~3日ほどで踏破するウォーカーさんが多いようです。
- 一部川沿いを歩く区間を除き、ほとんどが鉄道の駅にも近いまち中のため、食事場所やコンビニなども適度にあるので心配はいりません。
実際に歩いた方のレポートはこちら!↓↓↓
注意の必要な箇所
枚方~守口(淀川堤防)
- およそ7kmに渡り、淀川の堤防を歩きます。ここの区間は鉄道から離れますので、一気に歩く必要があります。
- コンビニなどのお店や飲食店があまりありません。
- 堤防上で日差しを遮るもののない区間なので、夏場の暑い時期は避けることをお勧めします。
京街道(東海道五十七次)のおすすめ情報
京街道(東海道五十七次)を歩く上でお勧めの情報をお寄せください!
京街道(東海道五十七次)のイベント情報
京街道(東海道五十七次)沿いのイベント情報をお寄せください!
京街道(東海道五十七次)について調べる
京街道(東海道五十七次)の資料
「ホントに歩く東海道」第16集 / 17集 風人社 2017.5.1
一万分の一地形図を使用したジャバラ折のマップ。
1集に、それぞれ10km弱の区間が収められた4枚の地図が入っていて、歩く区間の分だけ持ち歩けばいいので軽くて便利。歩いている間も参照しやすいのが嬉しいです。また、とても詳細な地図なので道筋も正しく歩けます。
ちなみに第1集~15集は、日本橋から京都・三条大橋です。今一番詳しい東海道の地図と言っていいと思います。
風人社ネットショップもご利用になれます。
「東海道57次」 志田威 ウェッジ 2015.4
東海道のガイド本はたくさん出ていますが、日本橋から高麗橋までを1冊に収めた本はあまり出ていないので、大阪まで歩きたい方にはこちらがお勧め。
前半は東海道や街道の歴史について。東海道ガイドですが、見どころの紹介や写真も多く、歩く前に読むと気分も盛り上がります。
ただしガイドは見どころの多い区間を抜粋したもので、地図は詳細ではないので、別途用意する必要があります。
京街道(東海道五十七次)に関するサイト・関連情報
大阪府 歴史街道ウォーキングマップ 「京街道、西国街道」の項目をご覧ください
京街道(東海道五十七次)と関連する街道
京街道(東海道五十七次)に関する投稿
この項目に関する情報をお寄せください!
このページ内に掲載したい、見どころ・歩き方・資料などの情報、通行止めや期間限定情報、歩いた感想などは、下のコメント欄にご記入ください。
街道ウォーカーの集まる店「散歩かふぇ ちゃらぽこ」
「この街道、どんな風に歩いた?」「何日くらいかかった?」「泊まる場所や食事場所はある?」などなど、ウォーカーさんどうしで情報交換をしたり、店内にある街道の本をコーヒーを飲みながら読んだりできる、「散歩かふぇ ちゃらぽこ」。東京都中野区(東京メトロ丸ノ内線・東高円寺駅徒歩5分)で営業中です。
街道を歩くイベントや、交流会などの店内イベントも開催しています。詳細はちゃらぽこHPをご覧ください!⇒ 散歩かふぇ ちゃらぽこ | 散歩やまち歩き、街道歩きの休憩・交流・情報交換に (charapoko.com)